東4局 0本場 北家 3巡目
持ち点27000点 トップ目32000点
わしは切りを推すぞい。
現状、メンツ手・七対子ともにリャンシャンテンの形じゃが、手牌の構想としては、
・を鳴いてのかわし手
・789の三色同順
・チャンタ
・七対子
などが挙げられるかのう。
しかし、この中だと七対子は狙う優先度が低いのじゃ。
七対子は、イーシャンテンの受け入れが狭く、最終形が単騎待ちになるので、メンツ手と比較するとどうしてもアガリに結びつきにくいのじゃ。そのため、メンツ手が見える時はメンツ手を優先して狙うことをおススメするぞい。
ということで、手牌をメンツ手構想に絞ると切りがベストなのじゃ。
切りでも同じと思うかもしれんが、を切って
の形に受けると、安全牌を引くとと入れ替えてしまうため、789の三色同順になりにくいのじゃ。
一方、を切って
の形にしておくと、安全牌のをひき、手牌のと入れ替えても
となり、より三色同順変化を狙えるため、切りの方が優れているといえるのじゃ。
他の打牌候補も考えてみようかの。
・切り
メンツ手と七対子を天秤にかけた一打じゃが、この手から見える最高打点はチャンタ三色同順なので、引きの痛手が大きいのう。
今回の問題に限らず、最高打点のルートを消さない打牌を心掛けておくと、切る牌の選択の迷いが減って楽になるぞい。
・切り
チャンタ変化を強く見た6ブロック打法じゃが、6ブロックは、イーシャンテン時に5ブロックより形が弱くなるのがデメリットじゃな。
特に、鳴いて手牌を進める可能性がある時は、ポンやチーができる形に受けられる分、5ブロックの強さが増すのじゃ。
5ブロック・6ブロックの優劣については、詳しくは麻雀力向上委員会の第39回を参照するのじゃ。
・切り
対子部分のリャンメン変化を見ようとすると、を切る選択もあるが、今回は変化をしても打点が高くならないのがネックじゃな。それゆえ、良形変化を見るよりも、現状のを鳴いてのかわし手の可能性やチャンタ変化を優先した方がいいと思うぞい。
いろいろな要素が入り組んだ問題じゃったが、皆は何を選んだかな?
手牌の将来像を思い浮かべながら、よりよい一打を模索していくのじゃ!
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